米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは、新規株式公開(IPO)価格を仮レンジ(44~50ドル)下限近辺の1株45ドルに設定した。関係筋が明らかにした。この公開価格に基づく上場時の時価総額は820億ドル(約9兆円)で、米国市場のIPOとしては、2014年に上場した中国電子商取引大手アリババグループ以来の大きさ。だが、ウーバーが当初目指していた1000億ドルの水準は下回る。ウーバーは10日から取引を開始する予定。