今年は1校増えて175校が参加する「東京私立中学合同相談会」

今年は史上最長の10連休だったが、例年ゴールデンウィークが終わると、中学受験の季節が本格的に始まる。受験生の親としてまず手掛けるべきは、合同で実施される学校説明会を訪れて、学校の様子を観察することにある。いずれの会場も混雑するが、3つのチェックポイントを念頭に置いて、各校の説明を聞き、志望校選びを進めていきたい。(ダイヤモンド・セレクト編集部)

連休明けから始まる学校選び

 2月で終わった2019年中学入試は、小6人口の増加で盛況だった。2020年入試に向けた取り組みは、連休明けから本格的に開始される。新聞社などの主催により、春先から中高一貫校の合同説明会は行われているが、最新の学校紹介資料が出そろうのは5月に入ってからということもあり、まさにこれから本格的に学校選びを行うタイミングである。

 塾に通い受験勉強を始めるのは小4になってからが一般的で、志望校選びは小5の時点がピークだったが、最近では小2~小3の時期から中学受験をするのかどうかも含めて、学校選びを検討する親も増えているという。

 それだけ志望校選びが大切なのだが、中高一貫校の変化は激しい。親世代のイメージとは様変わりしていることも多く、公立の滑り止めだった私立高校が中高一貫化して公立名門校と伍しているような例も珍しくない。虚心坦懐(たんかい)に現実の学校の姿と向き合うことが望ましい。

まずは今週末開催の相談会から

 子どもを入学させたい憧れの学校があるとしても、多くの学校に触れた方がよいだろう。そのためには多数の学校が参加する合同説明会に参加することが手っ取り早い。

 まずは5月19日(日)に有楽町の東京国際フォーラムで開催される「東京私立中学合同相談会」がお勧めだ。都内の私立中学校が175校も参加する一大イベントで、昨年は2万7000人もの来場者があった。一般財団法人東京私立中学高等学校協会が主催(共催は朝日新聞社)するだけあって、例年、開成(2019年は不参加)、桜蔭などの最難関校も参加しているのが特徴だ。こうした人気校はいずれも長蛇の列となる。この機会を逃しても、例年8月にも開催されるのでご安心いただきたい。