だからこのことを理解していれば、新人ビジネスマンでもスピードを意識した仕事への取り組みを続けていくことができる。結果的に、本人の成長も加速していく。上司など周囲からの信頼も早く勝ち得ることができる。結果が出ればなおさらだ。あなた自身の今後の成長や昇進の機会の獲得にもつながる。

 従って、本質的に仕事とは、さっさとやってしまうに越したことがないのだ。新人ビジネスマンは、ぜひスピードを意識した仕事を心がけていただきたい。必ずあなたの役に立つ。

スピード以外にも
仕事で意識すべきことは何か

 スピード以外にも、ぜひ意識して日頃の仕事に活用していただきたい考え方がいくつもある。今回はその中の1つをご紹介しよう。

 新人ビジネスマンにとっては、職場のベテランの仕事への取り組み方を見ていれば、気がつくポイントがいくつかあるはずだ。

 例えば、ベテランのビジネスマンには、

・従来の自分なりの仕事のやり方を変えられない
・新しいチャレンジをしない
・成果を出すやり方を本人なりに身に付けているので、それ以上の新しい工夫や知識等を必要としない

 などがありがちだ。

 ベテランなりの仕事のやり方でもある程度結果が出てしまうから、会社にとっても本人にとっても問題にはならない。

 だが、社会・ビジネス・会社等私たちを取り巻く環境や、新しいテクノロジーの登場などによってさまざまな場面で劇的な変化が生じ、私たちがいや応なく対応せざるを得なくなることもある。

 その時、今後もビジネスで生き残ることができるベテランか、消えていなくなるベテランかは、「仕事や人生に対するその人の考え次第」だ。

 現在、企業の経営陣や管理職の多くは50歳代だ。課長であれば外資系企業なら30歳代前半、内資系企業なら40歳代が多い。

 約20年前に若手だった人が、現在課長~部長級の職位で活躍しているということだ。