周囲の人たちが好き勝手に言うことは簡単だし、彼らには結果に対する責任もない。何を言うのも勝手だ。

 だが、彼らの言うことを真に受けて意思決定をした後、失敗したと心底感じた時、あなたには何が残るだろうか?

 中には良かれと思っての助言もあるだろうが、全てがそうだとは限らない。さらにはあなたの足を引っ張る人だっている。

 他人に言われて自分の考え方を変えるブレ方は、結局結果が出ないことがある。

 残念ながら他人は、人や状況によっては、あてにならないことがあるのだ。

自分の当初の計画だけに
こだわらない

 人はその人の価値観の枠組みの中でしか、物事を考えられない。もしあなたのアイディアが先進的なら、他の人に意見を求める必要はない。自分の考えを推し進めた方が良い。

 多くの人は、見たこともない新しいものの価値はわからないので、適切な意見は言えないのだ。

 その上、「他人に言われた通りにやって結果が出なかった時の本人の満足度」は、「自らが主体的にやって結果が出なかった時の満足度」に比べれば圧倒的に低い。このようなデータは心理学でもたくさん報告されている。

 だから、ブレるといっても他人の言うままになるということではない。

「積極的に自らブレる」とは、他人の意見を聞き、自分に役立つと思った時には積極的に取り入れ、自分の当初の計画だけにこだわらないということだ。

 そして、現在世界的に成功している人たちは、「積極的に自らブレている」。現代のビジネスで成功するには、このような懐の深さや柔軟性が以前よりも必要とされているということだろう。

 2つ目の「安定している時こそブレる」については、次回一緒に見ていこう。