米フェイスブックは、テロリストのプロパガンダを投稿または共有したユーザーによる動画のライブ配信を制限する方針を明らかにした。クライストチャーチのモスク(イスラム礼拝所)で51人が死亡した銃乱射事件の様子が生中継で配信されたことを受け、同サービスへの圧力が高まる中、これまでで最も具体的な措置に踏み切った。フェイスブックは新たに「1ストライク」ルールを導入し、規定に違反したユーザーに対しては、ライブ動画機能を使用した投稿を一定期間(30日間など)禁止する。インテグリティ担当バイスプレジデントのガイ・ローゼン氏はブログへの投稿で「ニュージーランドでの痛ましいテロ事件の後、われわれは当社のサービスが害を及ぼしたり、憎悪の拡散に使用されることを防ぐために何ができるのか、検討してきた」と述べた。