――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  2019年は欧米投資家が本格的に中国株を買い始める年になるはずだった。だが結局、多くの投資家が売りに転じる年になりつつある。  外国人投資家は、中国本土と香港の株式市場をつなぐ「ストックコネクト」を通じて上海と深セン市場に上場された株式を手放しつつある。5月14日までの20回の取引セッションで520億元(約8280億円)相当の中国A株が売却され、売越額は断トツで過去最高となった。  あるレベルで見れば、これは意外ではない。