米当局は、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)との取引禁止措置の一部を一時的に解除すると明らかにした。これによりファーウェイのサプライヤーや顧客は、厳しい制裁措置の適用を90日間猶予されることになる。この指示は22日に発令される予定。米商務省は、この中で米国からのファーウェイおよび多くの関連会社向け輸出を一時的に許可するとしている。米国は先週、ファーウェイは国家安全保障上の脅威だとして、同社向け輸出を禁止した。輸出許可の適用範囲は比較的狭い。禁輸措置の適用除外となるサプライヤーは、既存の通信ネットワークを混乱させずに、禁輸措置の下でどのように事業に取り組むかを模索し始めることになる。
米のファーウェイ取引禁止、一部を90日間猶予へ
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