中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は21日、米国の禁輸措置は同社を狙った「いじめ」だと非難した。自社にとって最も収益性の高い市場を守るため、同様の措置を求める米国の圧力に抵抗するよう欧州政府に訴えかけている。ドナルド・トランプ米政権は先週、ファーウェイを禁輸措置の対象に指定した。ファーウェイの欧州連合(EU)主席代表、劉康(エイブラハム・リュウ)氏は21日の記者会見で、米政権の動きは自社のみならず、ルールに基づく世界貿易にとっても「前例のない」攻撃的行動だと批判。「現在はファーウェイに起きていることだが、これからは他のどの国際的企業にも起こり得る」とし、「これは危険なことだ」と述べた。
ファーウェイ、欧州に支援訴え 米国から「いじめ」
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