40歳、誰もが認める中年メタボライターが、78万部を突破するベストセラー『医者が教える食事術 最強の教科書』を使って健康的なダイエットに挑戦するという本企画。前回はなんと、開始12日で体重がいきなりマイナス7kg!しかし、小躍りしていたのもつかの間、停滞期に突入。原因は?ダイエットの敵は?打開策はあるのか?
体重が減らない!?牧田先生にSOSメールを送る
ダイエット企画連載第4回目である。
まずは近況報告からはじめたい。
前回、ダイエット開始から12日目で82kgから75kgへ、7kgの減量に成功したぞ!と意気揚々と報告した。このまま順調にやせ続けるのかと思いきや、まさかの停滞期に突入したのだ!
現在、76kg前後を迷走中。糖質制限をサボっているわけではなく、ずっと続けてはいるのに、だ。
まずい。このままでは企画そのものが失敗に終わる。こんな報告をしたら、連載担当Kさんから冷ややかな視線を浴びるに違いない。
わらにもすがる思いで、『医者が教える食事術 最強の教科書』著者、牧田善二先生にメールで相談してみた。すると……。
「人間の体はやせ始めると、それをストップさせるために基礎代謝を落としてやせないように作用します」
人間が何をしなくても消費されていくエネルギー「基礎代謝」。
この、身体における固定費のようなものは、筋肉さえつければどんどこ増えていくものだと素人考えで思い込んでいた。
しかし、血糖値が糖質だけに左右されるものでもないのと同様、さまざまな要因がからみ合っていたのだ!
「でも、糖質制限を続けていくとまた体重が減っていき、数週間後、また減少が止まる、そんなことが繰り返されるでしょう」と先生のメールは続く。
さらに……。
「もし、それ以上に減らしたいというのなら、消費カロリーを増やすための有酸素運動が有効です。速さの緩急をつけてのインターバル歩行やスロージョギング、室内での足踏みや体操などを試してみるといいかもしれません」ということであった。
続けていけば必ずや理想体重に届くであろう、ということで、心を落ち着かせて糖質制限続行を決意する。