まるで“浮き輪”のようなお腹まわり・・・このポッコリお腹をなんとか凹ませたい。
でも、「あんまり頑張らずに」ってのが人情ですよね。
運動すれば痩せるのはわかってる。
けれど、それができない。やりたくないんですよね。
わかってます、わかってますとも!
その体脂肪、運動ナシでも落とせる方法を教えましょう。
糖質制限をする分、肉や魚以外にも、サブのおかず(副菜)となる野菜、海藻類、キノコ類などを鍋や鉄板焼き、野菜炒めなどにして増やしましょう。
野菜は全体的に糖質が少なめで、ビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルなどの有益な栄養素を含んでいます。
フィトケミカルとは、有害な活性酸素に対する抗酸化作用など、有益な働きを持つ植物性成分の総称です。
厚生労働省では1日350g以上の野菜を摂ることをすすめています。
野菜のなかでも糖質が少ないのは、
●キャベツ、白菜、ホウレンソウ、小松菜、ケール、モロヘイヤなどの葉物野菜
●ブロッコリー、トマト、ピーマン、パプリカなども糖質が少なめ
野菜でも糖質が多めなのは、
●レンコン、ニンジン、ユリ根などの根菜
●カボチャ、ソラマメ
これらはあまり食べすぎないように注意しましょう。
海藻類とキノコ類は、いずれもビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、なおかつ糖質が少ないです。
海藻類では例外的に昆布だけは乾燥重量100gに糖質約30gと多く含まれます。
しゃぶしゃぶなどで昆布だしを取るために使うのは問題ありませんが、昆布巻き、松前漬けなど昆布そのものを食べるのは少量にしておきましょう。
ヘルシーなイメージが強いものの、要注意なのが果物です。
そのイメージとは裏腹に、「アボカド」以外の果物は糖質が多めです(アボカドは果物です)。
間食やデザートで1日2回までは許容範囲ですが、リンゴなら1/4個、ミカンやキウイフルーツは1/2個、イチゴなら5粒を目安にしましょう。