米配車大手ウーバー・テクノロジーズが上場企業として初の四半期決算(1-3月期)を発表し、最終損益は10億1000万ドル(約1100億円)の赤字だった。前年同期は多額の資産売却益を含む37億5000万ドルの黒字。ライドシェアやデリバリー事業で台頭する競合に対処するために多額の支出を続けることの難しさが浮き彫りになった。1-3月期の営業損失は10億3000万ドルで、前年同期の4億7800万ドルから増えた。ライドシェアと配達事業の売上高から運転手への奨励金などのコストを差し引いた額は26億2000万ドルで、前年同期比10%増にとどまった。決算はウーバーが新規株式上場(IPO)を前に4月に公表した見通しとほぼ同様の内容。ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は決算を受け、アナリストらとの初の電話会見を30日に実施する。
ウーバー上場後初の四半期決算、1100億円の赤字
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