• 不人気の銀行株の中でも• 不人気の銀行株の中でも金利低下と景気減速の脅威は米国の銀行にとってはマイナス要因であり、銀行株は人気がない。それでも、銀行、とりわけ最大で経営が最も優れたJPモルガン・チェース(JPM)には保有する魅力的な理由がある。同社の2018年の純利益は325億ドルで、米国ではアップル(AAPL)に次いで2位だ。この規模の利益に、市場に対してディスカウントとなっているバリュエーションや金融危機後の安定性が相まって、銀行の株価は一層魅力的になっている。JPモルガン・チェースの会長兼最高経営責任者(CEO)であるジェームズ・ダイモン氏は、最近のインタビューで、「当社の利益の変動は非常に小さい。驚くべきことに債券取引でさえ収入は毎年安定している。当社の行動はマクロ経済の環境では変化しない。当社はサイクルを通じて投資しており、基調的な経済は依然として問題ない」と語っている。