ドナルド・トランプ米大統領は14日、外国政府が提供した政敵に関する情報の取り扱いを巡り、どのような資料にも目を通すが捜査当局にも報告すると述べ、姿勢を転換した様子を見せた。トランプ氏は米FOXニュースの50分の電話インタビューで「見てみないと、それが悪いものかわからない。だがもちろん、連邦捜査局(FBI)に提出するか、司法長官とかそういう人たちに報告する」と語った。トランプ氏は今週、大統領選の対立候補に関して外国政府が収集した情報を受け取るのは悪いことだとは思わず、また、それを必ずしもFBIには伝えないと語った。この発言に民主党議員のほか、一部の共和党議員からも批判が殺到していた。この日のインタビューでトランプ氏は、ケリーアン・コンウェイ大統領上級顧問を解任しない考えも示し、「彼らは(コンウェイ氏から)言論の自由を奪おうとしているようだ」と述べた。
トランプ氏、外国政府からの政敵情報「FBIに提出する」
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