また、自分で書いてつくるという行為は、「手で覚える」ことにもつながります。
パソコンで作成することもできるでしょうし、そのほうがきれいにできますが、パソコン作成は「手で覚える」メリットを失わせてしまうのでお勧めできません。
パソコンでも手を使うという反論があるかもしれませんが、「自分の字で書く」ことがいいのです。
字は性格や人格を表すとよくいいますが、自分で書く字は自分自身の人間性や心を投影しています。その意味でも、カードに親しみを感じるはずです。
寝る前1分の活用に絞ると、脳の海馬はきっとこう思います。
「あなたが自分の字でつくったカードですね。大事にしましょう。長期保存の貯蔵庫に送ります」
前頭前野が海馬のこの指令を受けて、しっかり大脳皮質に刻んでくれて、何かあればいつでも取り出せるようにしてくれるのです。
海馬も前頭前野も、自分の手を使わない“手抜き”はあまり好きじゃないと思います。
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