3.「お世話されたいのは、むしろ俺」タイプ

「わが子は好きだがそのお世話は嫌い!」ということに、子どもが生まれてから気付く遅咲きタイプ。子どもの世話を「ペット」程度と甘く見ていた男性に多い。

 愛玩動物は自分が構いたい時だけ構えばいいという、ある意味「気が向いた時にかわいがる存在」だ。「わが子≠ペット」という当然過ぎることに気が付くも、できれば自分がお世話をされたいくらいなので、これまた妻子が寝静まるのを待っている。

4.落城・落ち武者タイプ

 多額のローンを組んでまで手に入れたマイホームなのに、気が付けばわが城には自分の居場所がなかったというケース。このタイプは非常に多い。物理的に自分の席という定位置が用意されていない場合もある。

 このほか、妻子が結託している(ように見える)、妻の実家依存がひどい、自分の意見はことごとく却下されてしまうなど、次第に「敵陣」に立っている気分になる。戦に敗れた武士(もののふ)のごとく、居場所を求めて夜の街を徘徊しがちになる。

 ところが意外に思うかもしれないが、フラリーマンはこの「不満派」よりも「家庭に不満はない派」の方が多いのが実情だ(筆者調べ)。

 夫婦仲も悪いわけではないにもかかわらず、フラリーマンになってしまう御仁が出るのは、一般的に男性は女性よりも「1人の時間」を欲する生き物だからだと想像する。

 そんな男性の心情は、次の3つが微妙に絡み合っているのだ。

「家庭に不満がない」のに
フラリーマンに!?

1.実は家族思いのおじさんタイプ

 男性は一般的に不器用なのだ。女性は過去の恋愛を「上書き保存」(華麗にリセット)できるが、男性はそれらを「別名保存」(見事に引きずる)するといわれているように、女性の方が環境適応能力に優れている。

 人にもよるが、例えば小さな子がいる女性は仕事帰りに大急ぎで保育園に迎えに行き、わが子を抱きしめた途端に「母スイッチ」が入る。そしてその瞬間、仕事のことは脳内から消えているだろう。このようにON・OFFの切り替えスイッチが極めてスムーズなのだ。