一昔前は、専業主婦が共働き世帯の倍近くいたものの、経済の先行きが不透明な状況下では、男性1人だけの収入では家計が厳しくなっている。そのため将来に備えようと、夫婦で働く共働き世帯が増えた。そして今、多くの共働き世帯は仕事・家事・育児・介護の負担で疲労困憊状態だ。勢い、夫婦仲に陰りが見えるご家庭もあることだろう。そこで、この連載では「それでも夫婦は円満になる」というヒントを提示したい。