米連邦公開市場委員会(FOMC)が19日発表した政策判断に関する声明は次の通り。  FOMCが5月の会合以降に入手した情報は、労働市場が引き続き力強く、経済活動が緩やかなペースで拡大していることを示した。ここ数カ月の雇用の伸びは堅調で、平均すれば、失業率は低水準にとどまっている。家計支出の伸びは今年初めから加速したとみられるが、企業の設備投資の指標は軟調になっている。前年同月比で見た総合的な物価上昇率と、食品・エネルギーを除く物価上昇率は2%を割り込んでいる。将来のインフレを示す市場ベースの指標は低下したが、調査に基づく長期のインフレ期待はほとんど変化していない。