フェイスブックの広報全般の責任者、ニック・クレッグ氏は24日、ベルリンでの講演でアップルを暗に批判した。同氏は、他の大手IT(情報技術)企業は裕福な消費者で構成された「排他的クラブ」に高額なハードウエアを販売していると述べた。英国の副首相を務めていたこともある同氏は、ソーシャルメディア(SNS)上の広告への批判に対し、こうしたサービスは無料で提供されているものだとして、シリコンバレーのライバル企業による製品とは異なると述べた。クレッグ氏は「他の大手ハイテク企業は高額なハードウエアや定額サービス、あるいはその両方を裕福な先進国で販売して利益を得ている」と述べ、「彼らは排他的なクラブであり、そこには、高価なハードウエアやサービスを買おうと熱望する消費者だけが入れる」と続けた。
フェイスブック幹部、暗にアップル批判 「排他的クラブ」
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