プレゼンテーション
隠居生活に入って初めて、家族に「嫌われている」と気づく男性も少なくないようです(写真はイメージです) Photo:PIXTA

 皆さんこんにちは、澤です。

 最近、困った言動をする「おっさん」や「おじさん」を話題にしたWebの記事やテレビ番組、ブログやSNSの投稿などをよく目にします。

 ビジネスの世界は残念ながらまだまだ男性主導であり、特に日本はその比率が高いとさまざまな場面で指摘されています。そして、男性主導であるがゆえにいろいろな問題が起きていることを、私自身、この連載の中でしばしば指摘してきました。

「おっさんは蔑称である」という意見もあるようですし、中年男性が全員問題を起こしているわけでもないので、この記事の中では困った言動をする人を「残念な人」と呼ぶようにします。「残念な人」とは、特定の誰かを指すというより、私を含めた誰もが「ふとした瞬間に陥る状態」を指します。

 ただ、私くらいの年代の男性は「それなりの経験」や「あるレベル以上の知識」を持っていることが多く、発言力もあります。そのため「残念な人」になった時のネガティブな影響は大きくなりがちです。

 そこで今回は、ふとした言動で「残念な人」になってしまわないための処方箋を、自戒も込めつつお話しします。

残念な人にならない処方箋
「リバースメンタリング」とは?

「残念な人」がその真価を発揮するのは、なんといっても「会議」です。ついつい持論を述べて話が長くなったり、若い人たちの意見にやたらと反論したり質問攻めにしたりしがちです。

 日本企業は1社に長く勤めている人がとても多く、確かにその会社の中における経験値=年齢という場合も多いでしょう。そのため、若い人たちの意見を聞いても「俺の方がよく知っている」と思ってしまいがちです。なので、自分の過去の経験や知見と異なる意見が出てくると、反発したくなる気持ちが沸くのも無理もないと思います。