2015年にモスクワのトランプタワー建設計画を持ち掛けたジョージア(旧グルジア共和国)系米国人の実業家は25日、下院情報委員会の聴取に応じた。同委員会はドナルド・トランプ米大統領による2016年大統領選中の事業取引に絡み、対諜報(ちょうほう)活動上の懸念について調査している。この実業家ジョージ・ルツキラッツ氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の取材に対し、共和・民主両党の委員と会ったと述べた。8時間余りに及んだ面会ではモスクワのトランプタワーに関する自身の提案や、トランプ一族の企業「トランプ・オーガニゼーション」とのやりとり、トランプ氏に不利な内容が録音されているとされるテープに関してテキストメッセージで言及したことなどについて質問されたという。
モスクワのトランプタワー計画、下院委が実業家から聴取
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