40歳メタボライターが78万部突破のベストセラー『医者が教える食事術 最強の教科書』を使って、脱・メタボに挑戦する本企画。今回は、ダイエット期間でも、どうしてもやめられないお酒について。金スマでも紹介されていた「お酒」と「糖質制限」の関係について実験してみた! そして開始から2ヵ月半、注目の体重は……?
近ごろ人気の糖質ゼロビールは、飲んでも大丈夫か!?
人生山あれば谷あり。農業には農閑期と農繁期があり、乗り物の料金にも閑散期と繁忙期がある。そしてやる気にも、あるときとないときがあるのは当然のこと。
ついにそういう時がきてしまった。仕事ややるべきことが重なって、めちゃくちゃ忙しい。自炊したり、食材を買いに出たりすることがちょっと億劫になってしまったのだ。
自分とは40年のつきあいだからわかる。このスイッチが入ると、どんなに簡単で時間がかからないことでもやらなくなる。
だが、それがどうした? これが絶対にやってくるとわかっていたからこそ、どんなに食の準備にやる気が出ないときでも「糖質の多いものを口にしない」という決意さえあればダイエットを続行できるよう、外食やコンビニ食で可能なメニュープランを着々と用意してきたのではないか!
そして、仕事が忙しくなればなるほど増えてくるのが酒のつきあいと酒量。食べることについてひととおり調査結果をお伝えしたのだから、やっとお酒について語ることができるだろう。
担当編集者のKさんから、「最近多くなった糖質ゼロをうたうビールは、本当に血糖値は上がらないのか?」確かめてほしい、という声が当初からの要望としてあった。もし値を上げないのなら、安心して飲める、と。おそらく、あの方はビール党なんだろう。
そんなわけで、普通のビールと糖質ゼロのビールについて、日を変えつつ飲んで、血糖値のトレンドを可視化する「リブレ」の数値を見てみることにした。