2020年米大統領選挙に向けた最近の世論調査で、民主党ではカマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州)の支持率が急上昇している。先のテレビ討論会で健闘したことが支持率を押し上げている。クイニピアック大学が全国の民主党員と民主党寄り有権者を対象に行った世論調査では、ハリス氏が支持率20%と大きく勢いを伸ばし、首位のバイデン氏にわずか2ポイント差に迫った。討論会前の先月に実施した同世論調査では、ハリス氏の支持率は7%だった。他の世論調査でもハリス氏は支持率を伸ばしている。サフォーク大学と米紙「USAトゥデー」がアイオワ州民主党員集会の参加者(推定)を対象に行った調査でも、ハリス氏の支持率は15.6%と、バイデン氏の24%に次いで2位につけた。