クラウドゲームの時代がやって来るかもしれないが、「プレイステーション」や「Xbox(エックスボックス)」といった家庭用ゲーム機がすぐにも廃れるわけではなさそうだ。ソニーとマイクロソフトはそれぞれ新たなゲーム機を開発中で、来年終盤に発売する見通しだ。その頃までには、「プレイステーション4(PS4)」と「Xbox One(エックスボックス・ワン)」の発売から7年がたつ。また、アルファベット傘下のハイテク巨人グーグルが独自のクラウドゲームサービスを開始してから1年となるため、タイミングが悪いように思える。グーグルが展開を計画しているクラウドゲームサービス「Stadia(スタディア)」は、まさに専用ゲーム機を不要にする設計だ。ゲームはインターネットから直接、テレビやコンピューター、モバイル端末に配信される。