さらにいえば、お客様のなかには、消印を見る方もいて、「んっ? 新宿の消印? もしかして、帰り道でポストに投函していったのか?」と、わかる方はわかって感心してくれます。

 お礼状を瞬速で送るほど、相手の印象に深く残ります。

 とくに営業は、いかにして「お客様の記憶に残るか」が勝負。

 私は以前、15時に電話をするとお約束したお客様の電話を、15時00分00秒ピッタリに鳴らしたことがありました。

 ちょっとしたことですが、そのお客様は、「君、本当にオンタイムだな」と、とても感心してご契約してくださいました。これだけでも相手の記憶に残りますよね。

電子メールは手軽なぶん
用事がなくても送れる

 直接の会話ではありませんが、「相手との関係を保つために役立つツール」として、手紙と電子メールについて触れておきたいと思います。

 この、手書きの手紙というものは、電子メールが一般的な今、以前にも増して力を発揮するようになったと思います。

 ていねいな手書きの手紙が届いたら、「自分のために、こんなに時間を使ってくれたんだ」と思いますよね。

 ちなみに、歴史上の人物で、筆まめだったことで知られているのは、豊臣秀吉と坂本龍馬です。龍馬に至っては、「日本の歴史上、龍馬ほど手紙を書いた人はいない」とまで言われています。

 おそらく龍馬も秀吉も、周りの人間の心をとらえる上で、手紙の持つ効果を理解していたのだと思います。

 一方の電子メール。