約3年の月日をかけて、伝説の名著3部作・計4冊2000ページ超がたった1冊に凝縮された『最強のコピーライティングバイブル』がついにリリース。発売たちまち重版出来となった。
鉄板の法則を「骨」とし、国内成功24業種100事例で肉づけした著者の横田伊佐男氏。
「Amazonランキング大賞2016上半期【ビジネス・経済】ベスト10」にランクインした『稼ぐ言葉の法則』著者で、「日本一のマーケッター」の神田昌典氏が「今後100年、歴史に刻まれる名著」と断言した『最強のコピーライティングバイブル』から、コピーライティングの極意をこっそり紹介してもらおう。
「6フレーム」で書かれた1枚の手紙
説得させるための「6(シックス)フレーム」というセールスレターの順番がある。
その「6フレーム」を使ったら、何でも売れるのだろうか?
結論から言えば、「6フレーム」はどんな商品にも応用可能だ。
数百万円の商品だって、売ることができる。
たった1枚の手紙(セールスレター)だけで、1台数百万円する高級自動車が売れた、そんな事例を紹介しよう。被験者は私。
私自身、セールスレターだけで、その高級自動車を購入してしまった。
クルマ好きの私は、ある輸入車ディーラーの同じ営業マンから5年間で数台のクルマを購入してしまっている。
その営業マンには、5年間でわずか3回ほどしかお会いしていない。
それでも数百万円の購入に至るのは、1通の手紙(セールスレター)をもらうからだ。1通といっても、数枚ではない。
いつも、たった1枚だ。
その営業マンとは、ほとんど会う機会がない。
積極的にセールスを受ける機会もないのに、高額な買い物をしてしまうのは、誠実かつ相手(私)を想う1枚の手紙だけが唯一の接点だ。
手紙の内容は、相手(私)の立場で、私へのベネフィットを提供してくれている。しかし、それだけではない。読み返してみると…、