【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)をたびたび批判しているものの、FRBの独立性への認識に大きな影響は出ていない。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が今月5〜9日に実施したエコノミスト調査で明らかになった。  調査に参加したエコノミストの半分強は、政治的圧力に関係なく政策判断を下すFRBの能力に、大統領の批判はほとんど、あるいは全く影響していないとの見方を示した。そのほか42%は、FRBの独立性は多少損なわれたにすぎないと回答した。