ドナルド・トランプ米大統領は、4人の民主党女性議員に国へ「帰れ」とツイートした件で非難を浴びているが、15日もこの議員グループへの「口撃」を続けた。トランプ氏は記者団に対し、前日のツイートは人種差別的ではないとした上で「米国を受け入れられない人、米国にいたくない人は去るべきだ。それだけだ」と話した。このツイートを巡っては、多くの民主党議員が人種差別だと批判。ナンシー・ペロシ下院議長は、大統領の非難決議案を採決する意向を示している。一方、一部の共和党議員はトランプ氏に対し、各議員への個人攻撃ではなく、それぞれの政策を批判するよう呼びかけた。4人の民主党議員はアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(ニューヨーク州)、ラシダ・トレーブ氏(ミシガン州)、イルハン・オマル氏(ミネソタ州)、アヤナ・プレスリー氏(マサチューセッツ州)。全員が米国の市民権を持ち、3人が米国生まれだ。トランプ氏は14日、これら進歩主義派議員は「完全に破壊され、犯罪にまみれた出身国」に「帰って」国をよくするべきだ、とツイートしていた。
トランプ氏の「帰れ」ツイート、共和党内からも批判
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