米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は17日、中国市場向けの人工知能(AI)半導体「H200」の製造を再開したと明らかにした。世界第2位の市場である中国において、同社の命運が大きく変わる可能性を示唆している。エヌビディアとトランプ政権は、中国における最先端のAI半導体販売を巡り、複雑な駆け引きを繰り広げてきた。商務省は2025年4月、エヌビディアが中国市場向けに設計した半導体「H20」の輸出を停止したが、8月にはその方針を撤回した。だが、中国当局は自国の顧客にH20の購入を控えるよう呼びかけた。それと同時期、エヌビディアは高性能な先端半導体「ブラックウェル」のライセンス取得を模索していた。昨年8月下旬、エヌビディアはH20の生産を停止した。