【ワシントン】2020年の米大統領選に向けて民主党候補の指名獲得を目指して立候補しているバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)は17日、自身が提唱する国民皆保険制度「メディケア・フォー・オール」への批判が高まっていることに強く反論した。  ジョージ・ワシントン大学で講演した同氏は共和党議員や、民主党の対立候補からの批判が「一部だけ事実か、誤った情報か、場合によっては完全なうそ」だと指摘した。  サンダース氏は批判をした候補者を名指しすることはなかったほか、自身が医療保険や製薬業界の幹部から献金を受けないと述べた際、特定の人物を挙げて自身と比較してみせることもなった。