判決の言い渡しを聞くガーシーこと東谷義和被告=2024年03月14日午後、東京地裁[イラスト・日下部亜留斗氏]Photo:JIJI
「ガーシー」こと東谷義和の台頭は、偶然の出来事ではなかった。SNSやYouTubeで個人が巨大な発信力を持つ時代、人々が枯れの動向に強く惹きつけられた背景には、現代人が抱える不満が密接に関わっているという。ポピュリズムを研究する真鍋 厚氏がガーシー騒動を分析する。※本稿は、評論家、著述家の真鍋 厚『令和ひとりカルト最前線 サバイバリズム時代の生存戦略』(現代書館)の一部を抜粋・編集したものです。
懲役3年が言い渡された
暴露系YouTuber・ガーシー
動画投稿サイトで芸能人や著名人を繰り返し脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)などの罪に問われた前参院議員のガーシー(東谷義和)。2024年3月、東京地方裁判所は「みずからを安全圏に置きながら、被害者たちにひぼう中傷の波を浴びせかける犯行は卑劣かつ悪質だ」として懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。
裁判長は「暴露系動画の配信を長期間にわたって継続し、多額の利益を上げていて、脅迫行為を繰り返している」と述べ、脅迫の常習性を認めた(注1)。
(注1)“ガーシー元参議院議員に執行猶予付き有罪判決 東京地裁”NHK(2024年3月14日)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240314/k10014390371000.html
(2024年確認済み、現在リンク切れ)







