マイクロソフトは空気が薄くてもやっていけることを示した。投資家は今、ほっと一息つくことができる。世界の時価総額ランキング上位に返り咲いたマイクロソフトは、18日の2019年度(18年7月~19年6月)決算発表を前に高まる期待に直面していた。そして、それに応えた。4-6月期(第4四半期)の売上高は前年同期比12%増の337億ドル。好調なクラウド事業と法人向けソフトウエア事業がけん引した。古びた「ウィンドウズ」事業でさえ、意外にも力強かったパソコン販売の恩恵にあずかった。唯一の汚点はビデオゲーム売上高の減速だった。営業利益は前年同期比20%増の124億ドル、営業利益率は少なくとも過去5年で最も高かった。
マイクロソフト、1兆ドル企業にふさわしい決算
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