ようやく仕事に本腰を入れて
車道にマイバッハを“路駐”

 アナリスト説明会の場に前澤社長は姿を見せなかったが、愛車なら、東京・青山のZOZOのオフィス近くで頻繁に見ることができる。

 今年2月に前澤社長自身がツイッター上での発言で“炎上”して以降、「青山のオフィス近くで、メルセデスマイバッハをよく見かける。会社の仕事に集中し始めたようだ」(アパレル業界関係者)と言われるようになっていた。

東京・青山のオフィス近くで路上駐車 Photo by Satoru Okada 拡大画像表示

 本編集部も偶然、今月上旬に国道246号線、いわゆる青山通りで、ナンバーが「20-20」のマイバッハが停まっているのを目撃した(写真)。だがその場所は、ZOZOのオフィスがあるビルの前ではなく、隣の国連大学の真正面の車道。駐車禁止区域であり、すぐそばにはバス停もある。運転手は乗っていたようだが、ハザードランプすら点灯させずに1時間近く停車していた。

 そんな前澤社長が姿を見せたのは、日本時間で7月14日深夜から15日未明、英国ウインブルドンで開かれたテニスの全英オープンでの、フェデラー選手とジョコビッチ選手の決勝戦。自らツイッターに動画をアップして闘いの模様を伝えたほか、女優の剛力彩芽さんと2人で観戦する様子が、現地の大衆紙「デイリーメール」の写真に映り込んだ。

 そして祝日だった15日が明けた16日のZOZOの株価は、終値で前営業日より79円安い1831円と1900円台を割り込み、その後7月30日まで1800円台のままである。

 海外のファッションプラットフォーマーもZOZOTOWNと同様、新規会員の獲得と既存顧客をつなぎとめることに苦心している。決算説明会に姿を見せないほど本業に“集中”している前澤氏は、成長のための新たな妙手を生み出せるのだろうか。