記録的な暑さに見舞われた英国で、ユニホームともいえるスーツを脱ぎ、半ズボンという以前ならあり得なかった服装で仕事をする男性たちが現れた。気温がセ氏38度に迫る中、毛むくじゃらのふくらはぎやごつごつした膝、しまりのない太もも、ウールの靴下から解放された足首が外気にさらされている。英銀大手バークレイズで商品設計を担当するライアン・キャンベルさんは「『バークレイズで半ズボンをはいていい?』とグーグルで検索した」と話す。「(半ズボンを)はく最初の一人になりたくなかったから」。しかしネット上で答えは見つからず、選んだのは足首が見える長さのジーンズだった(バークレイズの広報担当者によると、同社の服装規定では社員がそれぞれの常識で判断することを認めている)。
酷暑ロンドン、半ズボンで仕事も
伝統より涼しさを優先、「バークレイズで半ズボンをはいていい?」と検索する社員も
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