ビジネスパーソンや
東大生にも大人気

 再販時には、SNSで「箱買いした」という写真付きの投稿をする消費者もおり、大粒ラムネを“大人買い”する人が続出。「一度購入した消費者がリピーターとなってまた手に取ってくれていることが、数字にも表れていてうれしい」と、江原さんは話す。

 仕事中にラムネを食べるビジネスパーソンをターゲットに据えていた大粒ラムネは、狙いどおり20~40代のビジネスパーソンから多くの支持を集めている。しかし、大粒ラムネの人気は、働く社会人だけにとどまらなかった。

「ビジネスマンだけでなく、ボトルの森永ラムネや大粒ラムネは10代の愛好者がとても多く存在します。10代の購入層は受験生が中心で『試験勉強のお供にしている』『塾仲間が買っていたから』『塾の先生が教えてくれた』など、受験が契機になり口コミで広がっていったようです」

 近年では、受験期の子どもを持つ母親が、子どものためにラムネを購入するというケースも増えているそう。大粒ラムネのヒットは新たな市場開拓につながっているのだ。

「東京大学の生協で森永ラムネが売れているという情報を聞き、2018年には『東京大学新聞』とのタイアップが実現しました。勉強とラムネの可能性をアピールでき、注目度がさらに上がりましたね。まだ詳細はお伝えできませんが、秋頃にも新たなラムネの楽しみ方を提案する企画を進行中です」

 文字どおり“子どもから大人まで魅了する”森永ラムネシリーズ。46年間変わらぬ味と思いを貫く、森永製菓の新たな挑戦から目が離せない。