――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米連邦準備制度理事会(FRB)が9月の会合で利下げする理由が、突然2つ減った。それでも利下げに踏み切る可能性はある。  労働省の13日朝の発表では、インフレ率がやや上向き始めていることが示された。7月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアCPIも前月比0.3%の上昇だった。コアCPIは前年同月比では2.2%上昇と、12月以来の大幅な伸びだった。