2020年米大統領選に向けた民主党予備選への出馬を表明していたジョン・ヒッケンルーパー前コロラド州知事が、15日に候補者指名争いから撤退する。事情に詳しい関係者が明らかにした。地元コロラド州から連邦上院選へ立候補することを検討しているという。ヒッケンルーパー氏はこれまで選挙戦を通じて支持率を伸ばすことができず、9月に行われる民主党の予備選討論会に参加できない可能性が高い。同氏が上院選に立候補することになれば、民主党は21年の上院過半数獲得に向けて主戦場となるコロラド州で、共和党にとって手ごわい候補者を確保することになる。