「僕が思うに、ツイッターで嫌味を言う人、攻撃的な人のほとんどは、リアルでは大人しいタイプだと思います。現実では遠慮して言えないことを言える場所がツイッターだと思っている。ガス抜きですよね。

 ツイッターで攻撃的な人は『ツイッターだからこれぐらい言ってもいいだろう、大目に見ろ』って思っている人。そういう人に何か言ってもムダだし、真面目に捉えて傷つく必要もないんです」

政治に無関心と言われる
20代ユーザーの意見は?

 さて、Cさん(20代男性)は平成生まれ。AさんやBさんと違って若手である。最近の日本人ツイッターユーザーの中で、政治色の強いつぶやきをするのは、どちらかというとアラフォー以上という印象がある。

 Cさんは匿名ユーザーであるが、出身大学や職業はプロフィールに記している。ときに支持政党まで推測できるツイートをすることについて、周囲の20代からはどう思われているのだろう。

「僕は学生の頃から政治に関心が強かったので、友だちにどう思われるかを特に気にしたことはありません。ドン引きされても、『こっちは選挙に行かないお前にドン引きだよ』と。自分がそういうツイートだと、だんだん相互フォローも関心の近い人になっていくので、孤立を感じることもないですね」

 それでは、ツイッター上の議論の不毛さについてはどう感じているのだろう。

「くだらない議論や、堂々巡りの議論が多いのは間違いないと思います。でもときどきですが、お互いの尖った部分がぶつかりあって丸くなる、みたいなこともある。

 あと、Aの話題では正反対の意見だった人と、Bの話題では同意見ってことも普通にありますよね。だから、考え方の違う人と、100%わかりあえないことはないんだな、というのがツイッターを5年ほど続けた実感です。

 もちろん、ツイッターのとげとげしい部分や、一部のユーザーのマナーの悪さが嫌な人もいるでしょうし、僕も嫌な思いは何度もしたんですが、どちらかというと、さまざまな意見が浮かび上がり、混ざり合っていることを前進として捉えたいです」