米国の大物ポップスターのテイラー・スウィフトはついに、音楽ビジネスで主流になりつつあるストリーミング配信の流れに乗ることを決めた。スウィフトはこれまで、リリースしたアルバムを少なくとも数週間はストリーミングサービスに提供せず、フィジカル版(CDなど)とデジタル版でのみ販売していた。だが7作目のスタジオアルバム「Lover(ラバー)」は、23日からスポティファイなどのストリーミングサービスで直接配信を始めた。ストリーミング配信は音楽の消費スタイルにとどまらず、アーティストや音楽レーベルの収益モデルも劇的に変化させた。スウィフトは、そのようなストリーミングを支持することを決めた最後の大物アーティストの1人だ。