香港当局は4カ月目に突入した抗議デモについて、2日からの新学期開始に伴い収束するものと期待していた。だが、多くの学生は授業のボイコットを計画しており、当局の思惑は外れそうだ。学生らは、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が要求に応じなければ13日までボイコットを続ける構えだ。ボイコットは市内の高校や大学で計画されており、さらに多くの学生が抗議活動に参加する可能性がある。学生や若い活動家のグループによる同盟「プラットホーム・オブ・クラス・ボイコッツ・イン・セカンダリー・スクール」が先月発表した高校生1万9473人を対象とする調査によると、9割近くが「社会的な不公正への懸念や香港の民主主義を守る決意を示すため」授業のボイコットを支持すると答えている。
香港学生が授業ボイコット計画、デモ収束は期待薄
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