米フェイスブックは利用者のプライバシーを保護し、利用者に自身の個人情報を他のプラットフォームへ持ち出す権利を与えると規制当局に約束した。目下、それを両立する方法を探っている。同社は4日公表した白書で、この2大使命が相反する可能性があると説明。双方をいかに達成し、今後業界がどう対応するべきかを巡り、外部の意見を募った。フェイスブックは欧州連合(EU)とカリフォルニア州の新たな法規制を順守し、利用者が自身のプロフィールを新興ソーシャルメディアに簡単に移設できるようにしなければならない。業界の競争を促進するための取り組みだ。業界で圧倒的地位を誇るフェイスブックは米国内で、連邦当局による独占禁止法調査の対象になっている。
フェイスブック、情報保護とポータビリティーの両立を模索
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