ドラマ『ノーサイド・ゲーム』出演者インタビュー<br />「がんばれ!アストロズ」(10)眞栄田郷敦さん

――大変な努力をされたんですね。七尾役に決まったときはどんな気持ちでしたか?

 日曜劇場に出演できることはすごくうれしかったです。でも、ラグビーの技術的な部分はまだまだ準備ができていなかったので、決まってからはものすごく練習しました。

――それまでラグビーの経験は?

  やったことなかったですし、見たこともほとんどなかったんです。でも練習を重ね、アストロズのみなさんやパナソニックのみなさんに指導してもらうにつれて、ラグビー楽しいな!、と思えるようになりました。今では昔からラグビーをやりたかったなと、思う程です。

――これまでのシーンで思い出に残っているのは?

  ラグビーシーンはもちろんですが、7話で、七尾がレナ(阿部純子)に、「俺、ずっと逃げていたんです。でもアストロズの選手たちを見て思ったんです。逃げ回っているよりぶつかっていくほうがずっといいって」と言うシーンがあったんですけど、あの場面が僕、すごく好きです。メジャーなシーンじゃないけど、いまでもその台詞がずっと残っています。

――七尾が初めてアストロズの一員として登場した紅白戦がすごく印象に残っています。

  僕自身も放送を見て、練習しておいてよかった!って思いました。終盤にかけてもっともっといいプレーを魅せられるようになりたいです。(福澤)監督から、七尾は普段はすごく余裕がある感じなんだけど、ボールを持った瞬間に変わる。会社にいるちょっとヌケている七尾とのギャップを出したいと言われていたので、そこは意識しました。
 
 僕はラグビー未経験者ですが、まわりは本当にすごい人たちばかりで、アドバイスもいただけるのですごく助かっています。

――大泉さんや大谷(亮平)さんたち、大先輩の演技を間近で見ていかがですか?

  ナチュラルに役を演じながら、確立された個性を感じさせるところは、純粋にすごいなって思います。僕も自分の個性を大事にしながら、ふり幅の広い役を演じられるようになりたいです。

――これから演じてみたい役はありますか?

  映画で演じたのも、今回の七尾もきっちりした役だったので、そうじゃない真逆なタイプの役にも今後は挑戦してみたいです。

――海外の作品も視野に入れて?

  もちろんです。ただ、日本の作品から、海外の作品へ、というのではなく、海外の作品に出られたら、そこで培ったものを日本の作品に活かしていきたい。…先の話にはなると思いますが、叶えます。

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』出演者インタビュー<br />「がんばれ!アストロズ」(10)眞栄田郷敦さん

※本連載は雑誌『TV station』との連動企画です。
写真提供:TBS

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』出演者インタビュー<br />「がんばれ!アストロズ」(10)眞栄田郷敦さん

未来につながる、パスがある。
大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、とある大型買収案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。
かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。巨額の赤字を垂れ流していた。
アストロズを再生せよ――。
ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーチームの再建に挑む。

『ノーサイド・ゲーム』

池井戸潤
ダイヤモンド社 刊
定 価:本体1600円+税 
発売日:2019年6月13日