『医者が教える食事術 最強の教科書』を使い、中年メタボライターがダイエット挑んでいる本企画。連載開始時にマイナス17kgという目標数字を掲げ、周囲から「無謀だ」「無理に決まっている」と言われていた筆者が、なんと3カ月半で13kgの減量に成功! 本連載も残すところあと3回となり、今回はこれまで続けてきた「糖質ダイエット」の疑問を直接著者の牧田善二先生にぶつけてみることにした!
まるで別人!?痩せすぎちゃってこわい。。。
「副作用なく、幸福になる薬をあなたは飲みますか? 飲んでるんですが、薬が切れているときの私と、薬が効いているときの私、どちらが本当の私なのか…… わかんなくなって、悩んでいます」
そんな、ネットで読んだ寓話を思い出させる出来事があった。
先日、哲学的テーマについて語らうイベントがあった際、隣り合った新進気鋭の女流作家さんに自己紹介で「糖質制限ダイエット、やってるんですー」とスマホでダイエット開始時点の写真を見せた。すると……
「そんな! ちょっとダンディだと思ってたのに!」
ちょっと待ってくれ!今の外見を評価していただけるのは、ものすごくうれしい。むしろ、外見で評価されるなんて、生まれてこの方、全然なかったことだ。ありがたい。ただ、最初に口をついて出た「そんな!」という言葉が若干気になる……。
はたして、4月14日、82.3キロだった私が本物の私なのか、7月31日、69.6キロだった私が本物の私なのか。
中身についてはあまり変わったような自覚はないのだが、外見への反応についてアイデンティティ・クライシスを起こしかねない。それほどにやせてしまった。
あなたは、糖質制限ダイエットをやりますか?
(「この話、書いてもいい」と言ってくださった女流作家さん、ありがとうございます。さっそく使わせていただきました)
ダイエット後の私の姿については、連載最終回のお楽しみにするとして……。
『医者が教える食事術 最強の教科書』を片手に、今年のゴールデンウィーク前から取り組んできた糖質制限ダイエット。おかげさまで、3カ月半の間に13キロ近くの減量を達成できた。
そして、8月。著者・牧田善二先生のシリーズ第2弾『医者が教える食事術2 実践バイブル』が発売された。さっそく入手して拝読、そこで出てきた疑問点等を直接伺うことのできる機会までセッティングしていただけた。