同26日、優里被告が結愛ちゃんの目の周りにあざがあることに気付くが放置。27日、結愛ちゃんがおう吐するようになったとされる。

 同3月1日、優里被告が風呂場で結愛ちゃんのやせ細った姿を確認。翌2日、雄大被告の119番で結愛ちゃんが救急搬送されたが、死亡。体には170ヵ所以上の傷やあざがあり、体重は同年齢の平均体重20キロのおよそ半分の12.2キロしかなかった。

DVで精神的に支配され抵抗できず

 優里被告の初公判が開かれたのは9月3日。優里被告はふらつくような足取りで入廷し、開廷からずっと涙を抑えきれないまま。時には嗚咽(おえつ)を漏らし、息遣いが荒くなって過呼吸のような症状にもなった。

 罪状認否では起訴内容を「間違いありません」と全面的に認めた。その上で、雄大被告の暴行を止めなかった理由について「報復されるのが怖くて通報できなかった」と述べた。

 検察側は冒頭陳述で「結愛さんは水のシャワーを浴びせさせるなどの暴行を受け、食事も1日に汁物1~2杯だった」と当時の状況を指摘。弁護側は「心理的なドメスティックバイオレンス(DV)を受け、強固な心理的支配下にあった」と主張した。

 結愛ちゃんを救急搬送した消防隊員が証人として出廷し「あばらが浮くほど痩せていた」と証言。雄大被告は「数日前から体調が悪く、食欲がなかった」と話したが、「数日間食べないで、あんな痩せ方はしないと思った」と述べた。

 第2回公判は翌4日に開かれた。検察側は結愛ちゃんが生前、ノートにつづっていたメモを読み上げた。

「べらんだにたたされた」「もうおなじことはしません ゆるして」「あそぶってあほみたいだからもうやめるので(中略)ぜったいやくそくします」「ぱぱとままにみせるってきもちでやるぞ えいえいおー」など朗読されると、法廷は静まり返った。