カナダのジャスティン・トルドー首相が約20年前の仮装パーティーで顔を茶色く塗る「ブラウンフェース」のメークをした写真が米メディアによって公開され、批判の声が上がっている。トルドー氏が党首を務める与党・自由党の報道官は、写真は2001年にトルドー氏がバンクーバーで教師をしていた学校で毎年開催される夕食会で撮影されたものだと説明。この年のテーマは「アラジン・ナイツ」で、「アラジンのキャラクターに扮(ふん)して友人や同僚らとともに出席した」と述べた。トルドー首相は、このメークをしたことについて「間違いだった」と謝罪した。自由党は10月21日の総選挙での再選を目指しているが、野党・保守党と接戦になっている。