米ゼネラル・モーターズ(GM)のストライキが2週目に突入する中、多くのGM車オーナーがディーラーを訪れるも、修理や点検はさらに待たなければできないことを思い知らされている。問題は、交換用部品がないことだ。GMでの全米ストとしてはすでに1970年以来の長さに達している。米国の30カ所余りのGM工場では生産が停止し、同社最大規模の部品倉庫や配送センターもあまり機能していない。これらの施設の従業員も全米自動車労働組合(UAW)の組合員だ。GMの工場や部品倉庫に大きく依存しているディーラーの場合、修理工場はほとんど間を置かずにこの操業停止による打撃を受けている。従業員は自動車の修理や定期点検に使う予備の部品を探して奔走している。
GMスト長期化、顧客やディーラーにも危機感
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