「以前より疲れやすくなった」
「15分以上はつらくて歩けない」
「信号が変わりそうになって走るとすぐに息が上がる」
「息が一度上がるとなかなか回復しない」
「長い階段は休み休みでないと上がれない」

そんな体力の衰えを感じるようになったあなたに向けて、
新刊『10年後、後悔しない体のつくり方』
何歳からでも体が若返る秘訣を指南した中野ジェームズ修一氏。

卓球の福原愛選手やバドミントンのフジカキペアなど
多くのアスリートに絶大な支持を得て、
青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化を指導し、
箱根駅伝4連覇に導いた運動指導のトッププロが、
理論的かつ結果を出す体のつくり方を伝授します。

「運動すればいいのは、もちろんわかってる」
「でも、それができない、続かないんです……」

わかってます、わかってますとも!

運動が苦手だったり、運動が嫌いだったりする人、
中高年はもちろん高齢者でも、
「これならできそう」「続けられそう」と思えて、
なおかつ、きちんと効果があり、何歳からでもカラダが若返る秘訣を教えます!

Photo: Adobe Stock

 速歩で全身持久力が高まってくると、自覚的に「ややきつい」、心拍数だと最大心拍数の60%レベルで歩けるペースが少しずつ速くなってきます。
 すると、やがて「ちょっと走ってみようかな」と、自然に思えるようになってきます!

 通常、時速7km前後を境にして、ウォーキングとジョギングの負荷は入れ替わります。

 時速7km(1km8分34秒ペース)くらいまではウォーキングのほうが楽なのに、それを超えると走ったほうが楽になるのです。

 これは人間の骨格と動きの特性による、ウォーキングとジョギングの「運動経済性」(自動車の燃費のようなもの)の違いによるものです。
 ごく簡単にいうと、ウォーキングの燃費とランニングの燃費の入れ替わりが、時速7km前後ということです。


 ウォーキングの途中で「ちょっと走ってみようかな」と頭に浮かんだら、そのタイミングを逃さずに、ごくゆっくりとしたペースでいいので走り出してみてください!

 決してゼイゼイハアハアと息が上がるまで頑張って走らないでください。

 あくまでウォーキングの延長線上にある、時速7km(1km8分34秒ペース)をちょっと上まわる程度のペースに抑えましょう。
 きっと、走ったときの気持ちよさを体感できるはずです!

 そのタイミングでジョギングに目覚めたらしめたもの。
 ジョギングはウォーキングよりも運動強度が高く、筋肉や心肺機能に与えるインパクトが大きいので、より全身持久力が高まりやすいのです。