米国では最近、自動車販売店で新車を購入して、返済期間7年のローンを組むケースがある。それはつまり、ブレーキパッドが摩耗したり、車を下取りに出したりした後も延々とローンの返済が続くということだ。信用情報会社エクスペリアンによると、1-6月に組まれた新車の自動車ローンで返済期間が6年より長いものは約30%。この割合は、10年前には10%未満だった。自動車ローンの長期化は、米中間層の一部消費者が中間層のライフスタイルを維持できないことをはっきりと表している。過去10年は所得が伸び悩む一方、自動車の価格は急上昇した。新たな技術・安全機能が最も基本的な車の価格を押し上げたのだ。また、米国の消費者はスポーツタイプ多目的車(SUV)など、より高額な車に流れた。その結果、かつてないほど多額の自動車ローンを組むようになった。