体験入居時は入居者にコンタクト
議事録はそのホームの不満が満載
加えて、見学だけでなく、必ず体験入居を行うことも忘れてはいけない。体験入居ができないホームなら、選択肢からはずした方が無難だ。
自費ではあるが1泊~1週間程度実際に宿泊してみることで、朝や夜の雰囲気、実際の介護方法など、見学の「お決まりコース」ではうかがい知れなかったリアルが浮き彫りとなる。
また、この時、すでに入居している人から話を聞くことも大切だ。ホームは定期的に入居者・家族らとの意見交換会を開いているが、その議事録には施設への不満が赤裸々とつづられている。職員からは決して入手できないが、入居者が持っている場合があるので、どういった不満があるのか傾向を探るのに役立つだろう。
ちなみに、特養の場合は、体験入居という考え方はないが、居宅サービスの一つであるショートステイを利用できる場合がある。顔なじみなることで入所しやすくなるメリットもあるので、特養狙いの場合は、こちらも活用したい。
ただ、特養の場合、施設が合わなくても、初期費用が掛からないので退去はしやすい。特養は公的な施設であり、費用が安いわりに介護サービスは充実しており、終の棲家としては最適な施設である。
しかし、入るには要介護3以上と条件が厳しく、待機者が多いのが難点。今特集では首都圏と関西圏で特養が入りやすいエリアや、待機期間を短くするためのコツなども紹介しているので、参考にしていただきたい。