エレベーターでは死亡事故が発生
飲食店の電気代は4倍超の月も
また、悲劇も起きた。建物が4~5階建てとなった豊洲では、ターレが乗り込む大型エレベーターが複数存在する。エレベーターの扉は上下に開閉する仕組みで、今年4月、ターレでエレベーターに進入した男性が上から降りてきた扉に挟まれ、死亡した。
豊洲市場の大谷俊也副場長兼管理課長は、「4月の死亡事故以外は事故の報告を受けていない」と話すが、ある市場関係者は、エレベーターで死亡にまで至らないまでも「深刻な事故は複数あった」と証言する。
物損も含め事故はしばしば起きているようで、使用禁止になることも多い。都はエレベーターを破損させた従業員の所属企業に修理費用を請求している。