トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領は米国や他の北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し、シリアでの軍事行動を支持するよう求めた。さらに、十分な支援が得られない場合は欧州に難民が押し寄せることになると警告した。トルコ軍は9日、米国が支援するクルド人勢力を標的にシリア国境地帯への陸空からの攻撃を開始した。攻撃はトルコ国内の政治家や一般市民からの幅広い支持を得ているものの、米国、欧州連合(EU)、中国を含む国外からはほぼ全面的な非難を招いておりトルコの孤立が深まっている。エルドアン氏によると、トルコ軍によるシリア内陸部への侵攻に伴いクルド人側の兵士109人が死亡した。シリア人権監視団ではクルド人勢力の死者を23人としている。
トルコ大統領、シリア侵攻に支持要請 難民問題挙げ
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